同じレシピをみて、同じように作っても
作り手によって味は変わる。
例えばカレー
じゃがいも、にんじん、玉ねぎ、お肉
とあっても
じゃがいもひとつとっても、
男爵なのかメークインなのか品種によっても特徴は変わるし
誰が作ったか、どこで育ったか、いつ掘ったのか、どのように保管されていたのか
様々な要素が絡み合う。
そして、大事なのがどう火を入れていくのかということ
辰巳芳子先生の蒸らし炒めに出会って驚きました。
ワインには「開く」という表現があります。
開栓してすぐは固く感じるテイストが空気と触れることによりその表情を変えるのだそうです。
野菜を蒸らし炒めしていくと、その香りの変化をとても感じられます。
今作っているメニューのほとんどは
誰でも作れるもの
でも、誰でも作れない
なぜか?
それは、みんな忙しいから
忙しすぎるから
手間暇かけて
じっくりと調理する時間がとれない人が大多数だと思う。
代わりに調理している、だけなのかもしれません。
time is life
限りある時間(命)を使ってできたものを味わっていただければ、なによりです。
鉄火みそ
一粒の種が、それぞれの形となる
それをまた細かく刻んでゆく
岩が太陽や風や雨で細かく
石となり、土へと変わっていくように
細かく刻んだ野菜たちを
自然を模倣しながら
土へと戻していく
その自然のサイクルを
玄米スープ
玄米を丹念に煎り
昆布、梅干しとで煮だす。
羊水のような、生命の要のスープ
レンコンスープ
レンコン農家さんに教えてもらった。
レンコンをすりおろしてスープに加える美味。
玄米スープをベースに滋味を味わう。

(by 言之縁 KOTONOEN)
